プレスリリース

ブラジル・マラニャオ州とアクレ州にてJoinによる遠隔診療ネットワークプロジェクトを開始 〜脳卒中・心筋梗塞の死亡率低減を目指して〜

2025年3月26日開催「日・ブラジル経済フォーラム」に出席。最前列右下がアルム代表取締役社長兼CEO:大谷 駿明
写真提供:ジェトロ

株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟)の子会社である株式会社アルム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:大谷駿明、以下 アルム)は、ブラジルのマラニャオ州とアクレ州の両州でそれぞれ遠隔診療ネットワークに関する事業を開始しました。

ブラジルの人口は約2億人で世界第7位、グローバルサウスとしても今世界で注目されている国の一つですが、最も多い死因が循環器系疾患(脳卒中・心臓病など)です。アルムではブラジル・サンパウロに海外拠点の子会社を持ち、ブラジル各州が抱える医療課題を医療ICTで解決しています。
今回アルムが開発・提供する医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join(ジョイン)」をマラニャオ・アクレ各州の医療機関・専門医・救急センター・救急車・指令センターへ導入し、医療連携ネットワークを構築するプロジェクトを進行します。

専門医による診断支援を迅速にうけられる体制を構築することで、脳梗塞・心筋梗塞による患者の障害・死亡率低減を目指します。アラゴアス州で脳卒中・心臓病医療連携ネットワーク事業を運用していましたが、それをアクレ・マラニャオ州に拡大したものです。

アルムでは、医療ICTソリューションを提供し、医療DXを推進することで、全ての人へ公平な医療提供の実現を目指してまいります。

■Joinについて
株式会社アルムが開発・提供する、医療関係者が高セキュリティ環境下でコミュニケーションをとることができるアプリです。標準搭載されたDICOMビューワーで医用画像を閲覧、チャットに共有することで、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしての活用や、救急患者の転院時の病院間連携・情報共有などに利用されています。日本ではじめて保険収載されたプログラム医療機器で、日本、米国(FDA)、欧州(CE)、ブラジル、サウジアラビアなどの医療機器認証を取得しています(販売名:汎用画像診断装置用プログラム Join)。https://www.allm.net/join/

■会社概要
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、全ての人に公平な医療福祉を実現します。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として30カ国以上へのソリューション提供を行っています。

社名

株式会社アルム

所在地

東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウエスト16階

代表取締役社長兼CEO

大谷 駿明

設立

2001年4月18日

ホームページ

https://www.allm.net/