株式会社アルム
株式会社アルム

株式会社アルム 株式会社アルム

Join 医療関係者間コミュニケーションアプリ

Mobile×Cloudで革新する医療現場のコミュニケーション

「専門医師が院内にいない、でもすぐに指示が欲しい・・・」
そんなとき “Join” なら “モバイル×クラウド” でリアルタイムに医療関係者間のコミュニケーションをとることができます。
PACS(医療用画像管理システム)などと連携し、必要な医療情報を共有することで診療が可能になります。医療現場を支える新しいコミュニケーションのかたち、それが “Join” です。


Awards

  • 2020年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞

Joinの機能

  • Webブラウザ対応

    パソコン(Windows OS, Mac OS)のWeb閲覧用のブラウザ(Google Chrome, FireFoxの最新版に対応)でご利用になれます。アプリ版とシームレスに連動しているため、大画面での確認やデスクでのPC作業時に便利です。
    Web版には、脳波計から抽出したデータを共有、波形として表示させる脳波連携機能があり、遠隔脳波診断などにご利用いただけます。詳しくはお問い合わせください。
    ※オプション機能
  • コミュニケーションの活性化

    チャット・画像共有・音声/ビデオ通話などの多様な手段により、いつでもどこでも円滑で効果的な情報共有が可能です。また、管理者の承認設定で病院間をまたいだ連携が可能となり、さらなる医療関係者間コミュニケーションの活性化を実現します。
  • 院内システムと連携

    PACSなどの院内システムと連携することで、クラウドサーバーにある医用画像をチャットに貼り付け、メンバー間で共有できます。標準搭載されたDICOMビューワーを利用し、MRI・CTなどの医用画像の表示や、画像上への書込み編集・保存が可能です。
  • リアルタイム動画配信

    病棟やICU、手術室などにカメラを設置することで、リアルタイムに配信された映像を病院内・外でもチェックすることができます。
    ※オプション機能
  • タイムトラッカー

    連携している救急車の位置情報をトラッキングできます。
    それにより病院到着の時間に合わせて手術準備などの対応が可能となります。
    また、救急医療における症例イベントをタイムスタンプ形式で記録可能です。
  • 高度なセキュリティ

    安心してご利用いただけるよう、以下のようなセキュリティ対策を実施しています。
    • 専用GWによる患者個人情報の匿名化
    • 端末に保存するチャットデータの暗号化
    • 院内システムークラウド間のVPN接続による暗号化
    • 端末ークラウド間のTLS/SSL通信による暗号化
    • アプリ起動時のパスコードロックによる不正閲覧の防止
    • 医用画像データは端末に一切保存されません(キャッシュは都度削除)
    • ISMS認証(承認番号61036)の取得

Joinの特徴

  • リアルタイム・同報性

    1対1のみならず、グループに対してもプッシュ通知を送信でき、リアルタイムに効率的な情報連携を可能にします。

  • マルチデバイスの互換性

    iOS、Android、およびChromeやFirefoxなどの最新バージョンのWebブラウザと互換性があります。

  • DICOM画像にアクセス

    専用のDICOMビューワーを介して、どこからでも医用画像(DICOM規格)にアクセスできます。

  • 高セキュリティ

    HIPAA、EU GDPR および ISO27001に準拠し、国内の3省2ガイドラインにも準拠しています。また、患者情報は匿名化の上、暗号化通信で共有されます。

  • 電子カルテ連携

    電子カルテと連携して、処方箋データや検査データなどを参照できます。※オプション

  • 世界で医療機器認証取得

    日本、米国(FDA)、欧州(CE)、ブラジル、サウジアラビアの医療機器認証を取得しています。

Joinの活用

  • 医療システムのハブとして活用

    Joinは、日本、米国、欧州、ブラジル、サウジアラビアで医療機器プログラムとして認証されています。
    PACSなどの院内システムと連携することで、医用画像データ(MRI・CT・X線)、電子カルテ*、検査データ*、処方箋*、ライブストリーミング動画*(ER、ICU、バイタルモニターなど)を閲覧・共有することができます。
    *オプション機能
  • 1病院の利用から病病連携まで幅広い活用

    院内外で
    院内はもちろん、夜間/休日で専門医が院外にいる場面でも、チャットや画像を用いてスムーズな情報共有やコンサルテーションを可能にします。

    病病連携で
    複数病院の連携により、症例相談や患者紹介が容易になります。
    緊急紹介の際には、瞬時に病院間の情報共有が可能となり、救急搬送プロセスの効率化に繋がります。

Joinのバリュー

  • シームレスな連携を促進

    医療関係者間での安全なコミュニケーションと医療データ共有を可能にすることで、患者中心のシームレスな診療をサポートします。

  • 多職種連携を強化

    コミュニケーションの促進により、職種間のコラボレーションが加速されます。例えば、救急車が病院に到着する前に救急隊と病院で患者データを共有できるため、準備にかかる時間を節約できます。

  • ボーダーレスな医療連携

    病院内だけでなく、他の病院や診療所との地域医療連携が可能です。また、同じ地域だけでなく、都市間や国外の医療機関とのコラボレーションも可能です。

  • 院外からモニタリング

    ストリーミング機能(オプション)により、院外からも院内の様子をリアルタイムの動画で確認できます。例えば、手術の様子や入院患者の状態をストリーミング機能を介して確認できます。

  • 患者紹介の支援

    診療所と病院をつなぐことで、かかりつけ医から専門医にチャットで相談できます。これにより、患者の専門病院への紹介プロセスの効率化に貢献します。

  • 働き方改革

    Joinのチャットで医用画像を共有しながらリアルタイムで相談できることにより、急を要する状態かどうかを判断しやすくなります。そのため、不要不急の呼び出しを減らし、医師の働き方改革に貢献します。

関連ソリューション

  • Join Work

    詳しくはこちら

    Beacapp HereとJoinを連携することで、病院内のスタッフの勤務実態をリアルタイムに把握し、診療業務サポートを可能にする働き方改革ソリューションです。日本医師会が医療機関の労働環境を評価し、改善を支援する「医療機関勤務環境評価センター」の評価受審における評価項目の要件にも適しています。

  • Join LiveView

    詳しくはこちら

    Joinを通じ、手術室のカメラや血管造影装置の映像、並びに病棟の生体情報モニター等の映像を高セキュリティ環境下でライブ配信できるソリューションです。院外にいる医師がリアルタイムに支援することができ、遠隔手術立ち合いや病棟における緊急対応に有用であるほか、医療教育にもご利用になれます。

  • Join AI Connect

    詳しくはこちら

    Joinのクラウドプラットフォームを活用したAI診断サポートソリューションです。頭部MRI画像を用いた診断サポートや胸部X線画像を用いた疾患スクリーニングなど、幅広い疾患領域において、医療データを用いた診断支援AIサービスをご利用になれます。

  • Join Control

    詳しくはこちら

    患者発生状況やICU・病床使用状況などを可視化し、一元管理できる医療提供体制支援ソリューションです。医療関係者間における必要な情報を効率的かつリアルタイムに共有し、医療現場の業務負担を軽減します。

  • 足ケアナビ

    詳しくはこちら

    JoinとEnrollを活用した足病変重症化予防のためのサポートシステムです。Joinのチャット機能で多施設・多診療科・多職種のコミュニケーションを活性化し、Enrollで伝達情報を標準化することにより、適切な情報を基にした専門医への相談が可能となり、重症化前の専門施設への患者紹介、専門医の早期介入による足病変の重症化予防を促進します。

認証プログラム医療機器

Joinは平成26年11月25日施行「医薬品医療機器等法」における医療機器プログラムとして認証されました。

一般的名称:汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム
販売名:汎用画像診断装置用プログラム Join
医療機器認証番号:227AOBZX00007Z00
クラス分類:管理医療機器

汎用画像診断装置用プログラム“Join”は、厚生労働省に設置された中央社会保険医療協議会において、平成28年1月27日に新機能・新技術の保険適用規定区分として保険診療の適用が認められた医療機器であり、平成28年4月1日より適用開始となっております。詳しくはこちら

PMDA: Class II
FDA: Class I
CE: Class I
ANVISA: Class I
SFDA:Low-Risk Medical Device

FAQ

院内システムとどのように連携してDICOM画像を受信・閲覧するのですか?
院内環境にゲートウェイサーバーを設置し、院内システム(PACS等)と接続し医用画像(DICOM形式)を取り込みます。その際に患者が識別できる情報を消すことで画像を匿名化します。その後、安全なVPN接続を介して、AWS上のJoinクラウドに情報を転送します。Joinから医用画像(DICOM形式)を閲覧する際は、端末に画像をダウンロードするのではなく、クラウドにある画像データを参照するので端末に情報が残らず、セキュリティ上も安心してご利用いただけます。
Joinの導入はどのように行いますか?
弊社のコンサルタント、ITエンジニアのチームが、個々の医療機関の状況を丁寧にヒアリングし、既存の環境に応じて適切にJoinを導入します。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
電子カルテシステムと連携できますか?
はい。別途オプションになりますが、電子カルテから検査情報と処方情報などを取り込むことが可能です。詳細な連携方法についてはお問い合わせください。またJoin管理画面上からCSVとPDFフォーマットで症例とタイムスタンプのデータを出力することでき、電子カルテに反映させることが可能です。
スマートフォンで使用する場合はどのように安全を担保していますか?
Joinは3省2ガイドラインに準拠し、医療機器承認を受けている医療機器です。DICOM形式の医用画像をスピーディーに閲覧し、クラウドから端末に画像がダウンロードされることはないため、端末からの流出事故を防ぐことができます。データの適切な暗号化と匿名化、さらにOS認証にアプリケーションレイヤーで追加の認証を行うなど、医療情報を扱うための高いセキュリティレベルを備えています。
病院は、Joinで誰が何を見るかをどのように管理できますか?
Joinが病院に導入される際に、病院内にJoinの管理者を任命していただきます。管理者はJoin上でチャットグループの作成・管理、メンバーの追加・削除の権限を持ちます。一般的にはチャットグループは疾患領域や部門のチームメンバー全員を入れて作成されることが多いですが、個別の用途に応じて自由に設定が可能です。
既存システムとの連携はできますか?
Joinには連携機能があり、他のアプリやWebシステムからJoinアプリを起動し、メッセージを共有することができます。その他の連携機能は個別にシステム開発が必要です。詳しくはお問い合わせください。

医療関係者向け情報

本ページのコンテンツは医療関係者の方を対象としており、一般の方への情報提供を目的としたものではありません。

あなたは医療関係者ですか?