院内ネットワーク
医療DXによるコミュニケーションの活性化と医師の働き方改革
医師の長時間労働の常態化が深刻な問題となっている医療現場において、当直やオンコール・夜間出勤を含めた医師の勤務環境の改善や、適切な休日の確保が求められています。医療の高度化・複雑化が進む中で、院内全体で業務プロセスの見直しと効率化やチーム医療の推進が重要となります。
院内ネットワーク
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個人やグループへの
情報共有をスピーディーに -
複数の病院グループとの
つながりをシンプルに -
多様な手段でいつでもどこでも
円滑・効果的に
チャット・ビデオ通話・医用画像の共有など、多様な手段で院内外の情報共有やコンサルテーションを可能にします。1対1のみならず、グループでの一斉共有により、複数の医師による診断やコミュニケーションを活性化します。
場所にとらわれない柔軟なワークスタイル
院内はもちろん、夜間/休日で専門医が院外にいる場面でも、チャットや画像を用いたスムーズな情報共有やコンサルテーションにより、病院に駆けつけなくても自宅等からの診療サポートを可能にし、オンコール勤務の負担を軽減します。
医師の働き方改革 Join Work
Join Work※1は、Beacapp HereとJoinを連携することで、病院内のスタッフの勤務実態をリアルタイムに把握し、勤務管理と診療業務サポートを可能にします。日本医師会が医療機関の労働環境を評価し、改善を支援する「医療機関勤務環境評価センター※2」の評価受審における評価項目の要件にも適しています。
病院内にビーコン(電波を発する小さいデバイス)を設置し、Joinアプリがビーコンを検知することで、Beacapp Hereのサーバーにスタッフや医療機器の位置情報を記録します。蓄積されたデータは可視化され、スマホやPCからリアルタイムに勤務実態を把握できます。GPSではないので病院外のデータは収集されず、スタッフのプライバシーを保護します。
また、Joinのコミュニケーション機能を活用することで、超過勤務が検知された場合の指示や遠隔からの診療支援など、いつでもどこでも診療業務のサポートを可能にします。
Join Workは、 株式会社ビーキャップ との提携ソリューションです。
医療機関勤務環境評価センターは、医療機関に勤務する医師の労働時間の短縮のための取組の状況等について評価を行うこと及び労働時間の短縮のための取組について、医療機関の管理者に対して必要な助言・指導を行うことにより、医師による良質かつ適切な医療の効率的な提供に資することを目的として、2022年4月に日本医師会が厚生労働省から指定されたものです。
医療機関勤務環境評価センターの評価受審における有用性
B・連携B・C水準の指定を目指す医療機関は、事前に評価センターの評価を受ける必要があります。評価は大きく3つの観点「医療機関内の労働管理体制」「医師の労働時間短縮に向けた取組」「取組の実施効果」から行われ、Join Workは以下の評価項目において有用です。
- 20(必須):評価を受ける医療機関における労働(滞在)時間を把握する仕組みがある
- 21:評価を受ける医療機関の滞在時間のうち労働ではない時間(主に自己研鑽)を把握する仕組みがある
- 73:ICTを活用した医師の労働時間短縮や業務効率化の取組を検討又は実施している
実現できること
- 01
院内コミュニケーションの
活性化チャット・ビデオ通話・医用画像共有など多様な手段による迅速な一斉情報共有で、コミュニケーション活性化と時間短縮を実現します。
- 02
遠隔診療支援
遠隔地や在宅でも、高セキュリティ環境での院内とスムーズな情報共有やコンサルテーションを可能にします。
- 03
医師の働き方改革
医療DX化による多様なコミュニケーション、リアルタイムな勤務実態把握と診療業務サポートを実現することで働き方改革を推進します。