医療情報の格差や不公平な医療をなくす、先を見据えた飽くなき挑戦

次世代ヘルスケアシステムの構築には、知識や経験やデータ、コミュニケーションをボーダレスに共有することが不可欠です。私どもはクラウド技術やスマートデバイスを利用したコミュニケーションプラットフォームにより、医療・ヘルスケア従事者間のシームレスな診療・介護体制、医療・介護教育、国際協力体制をサポートできると信じております。

医療情報の格差をなくしたい

医療技術の高度化に伴い、医療の専門性は深化、知識は分散しており、医師間のみならず多職種の情報連携やコラボレーションは、医療アウトカムの向上には必要不可欠な時代になっています。診療現場で孤軍奮闘する医療従事者に依存せず、より多くの情報・協力体制の中で医療従事者が選択・判断できる、医療従事者のみならず患者や家族も納得できる、地域・国際社会全体の中で最適化できる仕組みを作ることで、医療情報の格差や不公平な医療をなくすことが我々の役割だと思っています。

医療ICTを輸出産業にする

日本は世界に貢献できる技術開発・体制を構築して、海外でビジネス・国際支援が継続的・持続的にできる仕組みを率先的に作るべきだと考えます。現在の日本は、医療機器、医薬品ともに輸入超過の状態ですが、新型コロナ対策に端を発した急激に進む医療業界のDX(デジタル化)の流れに乗り、医療ICTはこれから非常に大きな市場、国際支援のプラットフォームになると考えています。医療ICTによる遠隔診療などで日本の医療資源を使い医療資源が不足する地域をサポートすることで、日本の医療を国際支援・輸出産業にしていきたい。そのような思いで技術開発に力を入れ、生み出した製品たちをいち早くグローバルに展開していきます。

培ってきた技術を活かし、ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、世界の全ての人に公平な医療福祉を実現するために、私たちは失敗を恐れず、先を見据えた飽くなき挑戦を続けてまいります。