菱電商事株式会社(本社:東京都豊島区 社長:正垣信雄、以下 菱電商事)は株式会社アルム(本社:東京都渋谷区、代表:坂野哲平、以下 アルム)と提携して、企業向け個人健康管理システム「MySOS forME」 を既に事業化しているが、このたび株式会社オクタウェル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高木鈴子、以下 オクタウェル)とも提携することにより特定保健指導まで事業領域を広げ、本人と健診医・かかりつけ医・特定保健指導者がオンラインで個人医療情報(PHR)を共有することにより、企業の健康経営をサポートする日本初のシステムを構築した。

健康寿命の延伸及び国民医療費の増大抑制には、病気に向かいつつある生活習慣を改善する健康管理と、未然に病気の芽を摘んで発症を抑える未病対策が求められている。厚生労働省は、未病対策として健康診断の受診及び高リスク者への保健師・管理栄養士による生活習慣を見直すサポート(特定保健指導)の施策を平成20年より推進している。施策実施による一定の効果が報告されているものの、特定保健指導の対象者(メタボリックシンドロームの該当者)への実施率は平成25年度以降17%前後を推移しており、厚労省が掲げる目標値の45%とは大きな乖離があり、その実施率向上と、改善成果向上のための新しい施策が求められている。

今回のサービスはこれらの課題解決に寄与することが期待できるとともに、特定保健指導を主導する企業の健康保険組合にとっても、実施者と実施状況がオンライン上で把握できるメリットがある。

菱電商事は企業向け救急&健康サポートアプリ「MySOS forME」のオプションとして、オンライン特定保健指導機能を追加する。健康診断の受診日に健診結果からシステムが特定保健指導対象者(メタボリックシンドロームの該当者)を抽出し、健診医師が対象者に特定保健指導の勧奨を実施する。指導開始後は、対象者は自身のスマホ端末で健康情報データ(活動量、食事、体組成計)や医療データ(血液検査、血圧)を一括管理でき、保健指導者とも個別につながることが可能となる。
経年変化のデータを保健指導者と共有することで、質の高い、より個々に対応した的確な指導を提供することが可能となり、特定保健指導実施率の向上や改善成果のアップに繋げる。
また、かかりつけ医や専門医とも健康情報データや医療データを共有することもでき、専門的な指導がされることからさらなる効果も見込める。
健康保険組合が主導しなければならない特定保健指導も、オクタウェルが提供する特定保健指導システム「ウェルエット(welet)」上で可能のため、特定保健指導の実施者、実施状況がオンライン上で把握できる。

これらの取り組みは、経済産業省の平成30年度産業データ共有促進事業(東京慈恵会医科大学及びアルムが採択)の研究の一環として進めている。

今後は、アルムが全国20の医療機関に展開しているPHRシステムとも連携し、専門医による治療まで広げた事業展開を目指す。

菱電商事はチームメディカル健診クリニック(東京都港区)の健康診断受診者向けに2019年3月からサービスを開始し、全国の医療機関に順次拡大していく。


報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。